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夏至の真実:太陽が一番高く昇る日、なのに…冷える?不調?2025年の梅雨を乗り切る暮らし術
一年でいちばん昼が長い日——だけど、なんだか身体がだるい。
暑いのか寒いのか、よくわからない。
そんな声が増えてくるのが「夏至(げし)」の頃です。
2025年の夏至は、6月21日(土)。二十四節気のひとつであり、「太陽がもっとも高く昇る日」として知られています。
でも、日本の夏至はちょっと特別。
実際には、しとしと雨と重たい雲が続く、梅雨のど真ん中。
心も体も、揺れやすい時期なのです。
☔「夏至=夏のはじまり」じゃない!?実際は…
たしかに暦の上では「夏本番の入り口」。
でも、天気と身体感覚は、思っているよりずっと複雑。
たとえば…
- 雨続きでお日さまを何日も見ていない。
- 暑いと思って半袖にしたのに、肌寒くてブルブル。
- 夜になると足先が冷える。
- 湿気で寝苦しく、朝はぐったり。
これらの不調の原因は、「寒暖差」と「湿度の乱高下」。
日中と朝晩で10℃近く差が出ることもあるこの時期は、体温調節がうまくいかず、自律神経がフル稼働になります。エアコンによる冷えも加われば、疲れやすさ・だるさ・肩こり・頭痛が出てきて当然。
🧣快適に過ごす夏至のヒント3選
- 服は“羽織り前提”で準備する
- ノースリーブ+カーディガン
- 麻素材+薄手のジャケットなど、脱ぎ着しやすく体温調節できるものを
- ノースリーブ+カーディガン
- 冷たい飲み物より、白湯や常温を
- 冷えた体には温かい飲み物がやさしい。カフェインより、ハーブティーや麦茶が◎
- 冷えた体には温かい飲み物がやさしい。カフェインより、ハーブティーや麦茶が◎
- エアコンは“除湿”がメイン
- 除湿モードで湿気だけをとばせば、冷えすぎ防止に
- 除湿モードで湿気だけをとばせば、冷えすぎ防止に
🌍世界では「夏至」は祝福の日だった?
日本では梅雨とセットの夏至。
でも、北欧ではまったく逆です。
たとえばスウェーデンでは、夏至は1年でいちばん大切な祝日とも言われ、「ミッドサマー祭」として盛大に祝われます。
- 白樺のポールを立てて輪になって踊り
- 花冠をつけて春と太陽に感謝をささげ
- ニシンのマリネと新じゃがを食べ
- 家族や大切な人と一緒に“光の季節”を祝う
「太陽が沈まない白夜の時間を、どう生きるか?」
そんな問いかけが、北欧の夏至にはあるようです。
🌞宇宙から見た夏至:太陽の力が最大に?
夏至は太陽が一番長く地球を照らす日。
2025年の**遠日点(地球が太陽から最も遠くなる日)**は7月3日。
意外にも、「太陽に近い=暑い」ではないんですね。
スピリチュアルな視点では、夏至は「太陽のエネルギーが極まるとき」と言われ、自分の内なる“光”を見つけるタイミングともされます。
雨が続いても、心の中では太陽を感じられる。
そんな過ごし方が、今の時代にはぴったりなのかもしれません。
🌈 まとめ:あなたにとっての「夏の始まり」は、どんな日?
今年の夏至は、梅雨の曇り空とともにやってきます。
でも、太陽の高さは、確かにあなたの上にある。
体調をいたわりながら、ゆっくりと夏を迎える準備をしていきませんか?
ふと空を見上げたとき、雲の向こうに光を感じられたら。
それが、あなただけの「夏至の祝福」かもしれません。