これまで誰かのために、そして社会の中で一生懸命に繊細な感覚を使いながら生きてこられたあなたへ。
少し心に余裕ができたはずの年代なのに、なぜか心が重い。そんな風に感じてはいませんか?
今回は、私たちが無意識に使ってしまっている「心の口癖」の恐ろしさと、そこから抜け出すためのシンプルな方法についてお話しします。
その口癖、実は「心の牢獄」を作っています
「私には価値がない」
「どうせ今さら何をやってもうまくいかない」
ふとした瞬間に、こんな言葉を頭の中で繰り返していませんか?
実はこれ、単なる謙遜や独り言ではなく、非常に危険なサインなのです。
なぜなら、その言葉を発するたびに、あなたは自分自身を**「無意識の牢獄」**の中に閉じ込めてしまっているからです。
「無意識の牢獄」とは?
それは、自己否定の言葉が引き金となって、脳に霧がかかったような状態になることです。
本当は目の前にチャンスがあっても、あなたの魂が「やってみたい!」と叫んでいても、「私には無理」というフィルターがすべてを遮断してしまいます。
幸せになるための出口が見えなくなっているだけなのです。
なぜ「慣れ親しんだ不幸」を選んでしまうのか
「幸せになりたい」と口では言いながら、多くの人が今の苦しい場所から動けずにいます。
50代という節目の時期は特に、変化を恐れる気持ちが強くなるかもしれません。
それは、「未知の幸福」よりも「知っている不幸」の方が、脳にとっては安全だと勘違いしてしまうからです。
でも、安心してください。これはあなたの性格のせいではなく、脳の仕組みのせい。そして、今この瞬間に気づくことができれば、その無駄な時間は終わりを告げます。
脳の司令塔「RAS(ラス)」を味方につける
ここで、脳の仕組みについて少しだけお話しします。
私たちの脳にはRAS(網様体賦活系)という、情報をフィルタリングするスイッチがあります。
例えば、「赤い車が欲しい」と思うと、急に街中で赤い車ばかりが目に付くようになりますよね。これがRASの働きです。
言葉は「脳への命令」です。
- 「どうせ私なんて」と言えば、脳は「承知いたしました。ご主人様が『ダメな存在』である証拠を24時間体制で探します」と動き出します。
- SNSで批判される証拠、褒め言葉の裏を探る証拠、愛を受け取らないための証拠……。
これでは、どんなに環境を変えても、同じ不幸を繰り返してしまいます。
牢獄を壊す唯一のハンマーは「気づき」
この「無意識の牢獄」から抜け出す方法は、驚くほどシンプルです。
それは、「あ、また私、自分を否定してるな」と気づくこと。
難しい修行も、高いお金を払う必要もありません。
自分を少し俯瞰(ふかん)して、幽体離脱しているような感覚で眺めてみてください。
「おっと、またいつもの『自分下げバグ』が作動してるぞ」
そう気づくだけでいいのです。
その「気づき」こそが、頑丈な牢獄の壁を壊す唯一のハンマーになります。
いま運命を書き換える最高のタイミング
あなたの牢獄を壊せるのは、世界であなた一人だけ。
でも、あなたなら、今すぐにでも壊し始めることができます。
もう、自分を責めるのは終わりにしませんか?
【本日のまとめ】
- 口癖は脳への絶対的な命令であることを知る
- 脳(RAS)は、言葉通りの証拠を集めてしまう
- 変える第一歩は、自分を責める瞬間に**「気づく」**こと
あなたが自分の価値に気づき、霧が晴れた景色を見られるようになることを、心から応援しています。
【最初の一歩、踏み出してみませんか?】
まずは今日一日、心の中で「私なんて」と言いそうになった回数を数えるだけで構いません。まずは自分を客観的に見る練習から始めてみましょう。
もしよろしければ、あなたが今ついつい言ってしまう「心の口癖」を一つ、教えていただけませんか?言葉にすることで、手放す準備が整いますよ。


